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このメールマガジンでは、港のPUBで2パイントのビールを挟んで世界の海を見てきた船乗りと一緒に海の現場の話、帆船乗りの話、真面目に歴史の話、よもやま話など、グラスを交わしながらここだけのリアルな話をする、そんなメールマガジンです。
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バックナンバー(目次などご参照ください。以前のメールマガジンSail & Oarがまとめてあります)⇩
https://note.com/spiritofsailors/m/mb92627e2d633
【Two Pint with sailors】は以前のメールマガジン【Sail & Oar】からパワーアップし、PUBで本音を話す様な内容になっています。
⇩こちらは【Sail & Oar】をスタートした時の文章です。
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Sail & Oar 刊行
【自由に生きるとは】
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いきなりだけど、自由に生きるとはどういうことだろう。
人間が、生命を維持する以外で本能としてやらずにはいられないこと。それを自由にできることを人は「自由である」と呼ぶのではないだろうか。
僕たちは生きていく上で常に不自由さを感じている。それは現代社会では、僕たちが「やらずにはいられないこと」が制限されたり、コントロールすべきものとして扱われているのかもしれない。
あなたにとって生命維持以外に「やらずにはいられないこと」とはなんだろう?
少し考えて、3つあげてみてほしい。
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僕はそれは、
恋をする(繁殖する)
移動する
創造する
だと思う。
この3つを自分で選択できることが
「自由に生きるということ」 なんだと思う。
実は、昔からそれをしてきたのが船乗りだ。
船乗りは移動をし、船を自分たちの手で直し、港々で恋をした。
海や船乗りに自由なイメージを持つ人は多いと思う。
船乗りが世界中を旅して地球を開拓した時代、実は船乗り以外の人々が移動することは現代よりも難しかった。
遠くの世界からもたらされる貴重なスパイスや珍しい品々に、自分も知らない世界に自由に旅をしてみたいと思いを馳せたに違いない。
自分の知らない世界に飛び込んで新しい経験をしたり、知識や視野の地図を広げることはとても創造的なことだ。
旅は、移動する手段が飛躍的に増えた現代でも、新しい自分を創造する一つの方法として魅力を持ち続けている。
船乗りは異性に対して魅力的なイメージがあることにも目を向けてみよう。
異性に対する好みの決定には「自分よりも遺伝子的に遠いかどうか」が大きく関わっているらしい。
人の「恋」と「移動」は密接な関係にあることがうかがえる。
はるか遠くから海を渡ってきた屈強な船乗りが、港々でモテるのは自然なことなのだろう。
いわば船乗りは、自由を体現した人たちなのかもしれない。
海で航海をする帆船乗り「Spirit of Sailors」の視点で、このメールマガジンで海から見た船とセイリングの文化・精神性・技術・歴史など多岐にわたる話をしようと思う。
セイルとオールは自分と風の力で自由に海にでる手段だ。
一緒にそのことについて考えよう。
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